2023.2.2綿毛日記

今日は毎年恒例、節分の恵方巻き作り。
スタッフいでさんが大きなはまちを持ってきてくれて、久しぶりに来たAくんがさばいてくれました。

いでさんから、この部位は寿司ネタ用の切り方ができるんよと聞いて、実践してみたAくん。
できあがった寿司ネタを見ていると「あ~寿司握りたいな~」とそわそわ。
スタッフは酢飯が余ったら…程度に考えていたのですが、そういうことなら!と路線変更。
恵方巻きと握り寿司の二種類盛りランチになりました。豪華~

午後からAくんとBくんがサッカーをしていました。
そこに1人また1人と子どもが増えていき、気づけば全員が参加。
本当は豆まきをする予定だったのですが、それよりサッカーしたい!ということでまた路線変更し、サッカーや公園遊びを楽しみました。

予定にないからできないよ、ではなく、じゃあそっちやっちゃおう!と言えるのは、少人数の綿毛ならでは。
子どもたちの「やりたい!」のエネルギーが嬉しいスタッフです。

2023.2.1綿毛日記

ゲーム「原神」のるるぶを持ってきた女の子。
ゲームの世界の街の観光スポットやグルメが紹介されている本です。こんな本があるんだね~
料理ページを見ながら他の女子たちやスタッフと一緒に会話が盛り上がり、近いうちに綿毛で作ろう!という話をしました。楽しみ♪

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今日は子どもたちから、
「自分が上だと思っていても、それよりも上の人はいるからね。」
「自分よりうまい人がいて落ち込んだり。自分よりうまくない人を見つけて優越感に浸ったり、承認欲求を得たりするんだよね。」
という会話が聞こえてきました。

その気持ちわかるなぁ。
でも人と比べるんじゃなくて、自分が前よりうまくなったら楽しいし、自分が好きならそれでいいんだけどね。
でも、自分もそう思えるようになったのは最近だな。大人になってからだな…
そんな話をしたスタッフたちです。

彼らが「自分は自分」と気にしないメンタルを手に入れるのはまだ先かもしれないけど、気にしてしまう自分を出せる仲間がいることは、大きな強みだと思います。(私はいなかったな~)
みんなで一緒に、悩みながら生きていこうね。

2023.1.26綿毛日記

東温市のかすみの森公園に行きました。
冬は強風が吹き荒れる場所だから凧揚げにぴったり!とはりきって出かけたのですが、今日に限って無風。(笑)
上空の風に乗れば上がるのですが、そこまで上げるのが大変で、みんなで交代しながら走りました。

家族とよく来ているというAくん。
コンクリートの広場があるのを知っていて、ブレイブボードとローラースケートを持ってきてくれました。
みんなで代わるがわる挑戦。経験者も初心者も一緒になって、わいわい楽しみました。
一番使っていたのは私。(笑)
おかげで乗れるようになりました!嬉しい~

公園の小川に葉っぱを流して、誰が一番か競争しました。
みんなでレースを見守り、ぞろぞろと下流に歩いて行く後ろ姿がかわいい。
次々に引っかかって脱落していく中、スタッフこっしーの葉っぱは重信川に合流するところまで流れたそうです!
裸足で川に入って最後まで見届けたBくんでした。

2023.1.25綿毛日記

家で風船氷を作ってきたAちゃん。
風船の中に水を入れて凍らせたんだって。
包丁を使って風船を割ると、まぁるい氷が!
きれいだね~。
「ジュース入れるのもいいかも。」と発想が膨らみます。

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昼ごはん決めで、Bくんは「絶対にカツがいい。」
でもAちゃんは油っぽいのは嫌で、Cくんはとんかつが嫌…
しばらく膠着状態だったのですが、スタッフがいろいろと案を出していくと、Bくんが「じゃあ骨付き肉。」と譲ってくれました。

スーパーまでお買い物に行ったり、料理をお皿に取り分けたり、フライパンを洗ったりも、子どもたちが率先してやってくれました。
頼りになります。

2023.1.24綿毛日記

今日は寒波到来で大粒の雪が降りました。
子どももスタッフも、みんなテンションUP!

「公園行こう!」と男子たち。
手のひらに雪を集めたり、スタッフの手作り凧を持って走り回ったり、大はしゃぎです。
寒いの苦手女子は綿毛に残ったけれど、写真撮りたい!とスマホでパシャリ。
犬系男子と猫系女子、それぞれの楽しみ方で雪を楽しみました♪

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お昼ごはんはハンバーガーでした。
なんと、Aくんの人生初ハンバーガー(食べるの)であり、スタッフかほちゃんの人生初ハンバーグ(作るの)という記念すべき一食!
ソースはBくんリクエストでビッグマック味にしようとして、材料が揃わなかったので私が適当に作りました。意外と好評。
フライドポテトのじゃがいもは、寒い中Cくんが畑で収穫してくれました。

しかし、一番人気はなぜかパンの耳。(食パンを丸くくりぬいてバンズを作った残り)
山盛りあったのにすぐなくなりました。
全部おいしかったね~

2023.1.19綿毛日記

昼食決めで「昨日が麺だったから麺は絶対嫌」と言うAくん。
第一希望はアレルギーの子がいて断念し、スタッフがいろいろ提案したのですが、あれもこれも嫌。
最終的に、急にパスタでいいやと言い出しました。何やねん。(笑)

昼食はナポリタンになり、見学のBちゃんも一緒に作りました。
料理はあまりしないと言うBちゃんですが、にんじんの薄切りがとっても上手!
味付けも、「何か足りん…」お、何入れる?「うーん…ケチャップ?」と、味見を繰り返してがんばってくれました。
それを食べながら、うまい、連続麺もありだな、と言っていたAくんです。

その後おやつに畑のじゃがいもでポテチを作ったのですが、いらんと言っていたAくん。
でも、できたよ~、おいしいね、と言ってBちゃんとスタッフが食べていると、おもむろに手を伸ばし、もりもり食べておりました。
何やねん。(2回目。笑)

2023.1.18綿毛日記

「寝台列車を作ろう!」と思いついたAくん。
2階の椅子や座布団を動かし、段ボールを切り貼りして、寝台列車のように模様替えしました。

車両が完成すると、スタッフとBちゃんにお客さんになってもらい、 札幌までの列車の旅をプロデュース!
受付や会計から、列車内の雰囲気作りも1人で行いました。

BGMをかけ、窓にはタブレットを立てかけて、YouTubeの車窓動画を流します。
「ごめん、札幌までは動画がないんやけど」と言って、動画が切れた後はAくんオススメのおもしろ動画を流してくれました。
いつもながら、ホスピタリティがすごい。

2023.1.17綿毛日記

スタッフあいちゃんが持ってきたルービックキューブを、興味ありげに触っていたAくん。
揃え方は知らなかったので、お手本を見せてもらって、いざチャレンジ。
すんなりとはいきませんでしたが、途中でやめずにじっくり考え、助言をもらいつつ、見事一面揃えるのに成功しました。

公園でスタッフがAくんに縄跳びやったことある?と聞くと「あるけど苦手、連続2回までしかできん」
でも「やってみようかな」とチャレンジしました。
確かに回し方も跳び方もたどたどしくて、1回跳ぶのが精一杯な様子。
でもすぐにはやめず10回程トライし、連続2回も何度か成功していました。

前は「苦手だからやらない」「できないからやめる」だったのに、変わったなぁ。

綿毛に来た当初、彼はスタッフと1対1で、周りの誘いにも乗らず自分のやりたいことにとことん熱中している子でした。
そのうちに好きなことが同じ子同士で自然と集まり、一緒に遊ぶうちに友達になって、友達の誘いにも乗るようになり、失敗しても友達が励ましてくれて、少しずつ成功体験を積んで…
そうやって自信がついてきたのかなと思います。

できなかったことができるって楽しいよね。
新しいことにチャレンジするってわくわくするね。

2023.1.12綿毛日記

先週、映画『かがみの孤城』の話でスタッフよっしーと盛り上がっていたAちゃん。
「ネタバレしちゃうから」と私を気遣って詳しい話ができなかったので、これは私も見に行かねば!と早速見に行き、今日話をふってみました。

しかし、Aちゃんはあまり食い付いてこず、声優の北村匠海がかっこいい~という話で終了。
代わりに、先週の金曜ロードショーで見た『ハウルの動く城』の話題がBくんと盛り上がっていました。
Aちゃんは黒髪ハウルが好きで、「長髪でイケメンで、でも完璧じゃなくてちょっとダメなところがよき」とのこと。
(ちなみにBくんはカルシファーが好き)
…うん、Aちゃんが楽しそうで何よりです。(笑)

***
『かがみの孤城』は私が思っていたよりがっつり不登校の話で、当事者が見るには重いのではと感じるシーンもあり、綿毛では元気な子たちもこういう経験をしてたりするのかなと、どきどきしながら見ました。
温かく受け入れてもらえること、話すことと聴いてもらうことの大切さを感じました。

子どもの話を聴くことは自分の経験からも大事にしてきたつもりですが、最近ついつい「伝えなきゃ!」でいっぱいになりがちな私。(子どものことを思ってではあるんだけど)
もっと、ちゃんと、子どもたちにとって「自分の話を聴いてくれる大人」でいようと改めて思いました。

2023.1.11綿毛日記

今日は新年らしく書初めの日!
…だったのですが、子どもたちの反応がいまいちだったので、大人が楽しみました。(綿毛あるある)

Aちゃんのお母さんは「飛」という字を書きました。今年の自分の漢字なのだそう。
お母さんが日々をいきいきと前向きに過ごしている様子が伝わってきて、嬉しいスタッフです。

子どもたちは傍らでスクラッチアート、iPadでお絵描き、ゲームなど好きなことをしながら、ときどき大人の書初めに「うまーい。」「なすびでも書いたら。」と突っ込み。
子ども同士で気になるものがあると、見せてもらったり、やり方を教えてあげて一緒にやったりしていました。

それぞれが好きなことをしながらもゆるゆると関わり合う、この感じがちょうどいいね。