2021.9.16綿毛日記

いつもは水曜にやっている哲学、今回は初めての木曜開催でした。
好きな絵本やマンガの4コママンガを描き、ストーリーや好きな場面を説明。
そこから、もしこれが◯◯だったらこの話はどうなっていただろう?と、他の視点で想像してみます。

ぐりとぐらの絵本は、森で見つけた大きな卵でカステラを作って、みんなで食べてハッピーエンドというお話。
でもちょっと待って。
「あの卵は”食べ物”じゃなくて”生き物”と捉えることもできるよね。新しい命が生まれるはずだったのに、食べちゃってよかったのかな?」
「いやあんな大きい卵、巨大な恐竜が生まれるかもしれん。孵ってしまったら、森の仲間は食われて全滅する。」
「そうか、ぐりとぐらは卵を食べることで、森の平和を守ったのだ…」
…ほのぼのしたかわいい物語の背景に、殺るか殺られるか、弱肉強食の生存競争を見出だす想像力には脱帽です。

私たちが読んでいる物語は”ひとつの切り取り方”としてあの話になっているだけで、切り取る前の全体像や違う切り取り方をした物語は、もしかしたら全然違うお話かもしれないね。
今日の哲学は、そんなお話でした。

(ゆみこ)

2021.9.14綿毛日記

気温も少し下がって、なんとなく秋っぽくなってきましたね。

今日はなんとハンドメイド作家さんの力をお借りして「粘土でキーホルダーを作ろう!(前編)」を開催しました!

前編の今日は形作り。オーブンで焼くと固まる粘土を使います。
色んな型で抜きまくる子もいれば、いつの間にか泥団子を作る子も。与えられた材料や道具は同じなのにそれぞれ考えることや行動が違っていて、個性が爆発していました。

一生懸命作っていたAちゃんは、オリジナルのイラストがどうやったらキーホルダーで再現できるのか、細部までこだわって成形。
お昼休憩になっても、「あとちょっと~、ここだけさせて~!」と言っていました。(その気持ちわかる!)

Aちゃんに限らず他の子も集中して作っていて、普段とは違う皆の一面が見れたかな、と思います。

明日以降乾いていたらオーブンで焼いて、来週は後編で色塗りをします。たくさんの作品たち、どんな仕上がりになるのかとっても楽しみです。(焼くのを失敗しませんように…!)

(いくみん)

2021.9.9綿毛日記

今日は由良野の森へ行ってきました。
ごはんの火を焚くのを手伝う子、
放し飼いの鶏にびびる子、
ツリーハウスに何度も上り下りする子、
虫取りに夢中になる子、
沢登りを楽しむ子、
ピアノを奏でる子、
薪割りに挑戦する子。
よく晴れた暑い1日、思い思いに山を満喫し、のんびり過ごしました。

今日の目玉は沢登り。
ショートコースとロングコースのどちらに行くか?そもそも行かずに山で過ごすか?子どもたちが自分で選んで決めました。
結果、君たちはショートじゃ物足りないのでは?という高学年たちが、なぜか軒並みショートを選択。
理由を聞くと、「Aちゃんが沢登り行かないから、待たせないようにショートにするんだ~」
せっかくの機会、Aちゃんのことはスタッフに任せてロングに挑戦してほしいという大人の思いもありましたが、
仲間を想う子どもたちの気持ちもとってもすてきで、大切にしたいなぁと思うスタッフなのでした。

(ゆみこ)

不登校の子どもたちを応援する教育機会確保法ができて4年が経ちましたが・・・

平成29年4月4日に文部科学省が通知を出した「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する基本指針の策定について(教育機会確保法)」をご存知でしょうか?

不登校の子ども達を応援する新しい法律が2017年2月14日に制定されてから、4年が経ちました。不登校の子ども達は、全国で令和元年度18万人以上となり、7年連続で増え続けています。

愛媛県でもコロナ禍の中、不登校になる子どもたちが増えています。愛媛県教育委員会によると令和元年1月時点の愛媛県の不登校生徒数は1352人に対し、令和2年1月時点の不登校生徒数は1617人となり、265人増えています。(不登校生の人数は月3分の1以上欠席したものの内、学校が不登校と判断したものの数です。)

この法律についてどれぐらいの人が知っているのか?学校の先生は理解しているのか?

今回はこの法律のことを少し説明させてください。

基本指針に書かれていること・・・

この基本理念を踏まえ,不登校児童生徒等に対する教育機会の確保等,夜間その他特別な時間において授業を行う学校における就学の機会の提供等,教育機会の確保等に関する施策を行うことが必要である。
まず,全ての児童生徒にとって,魅力あるより良い学校づくりを目指すとともに,いじめ,暴力行為,体罰等を許さないなど安心して教育を受けられる学校づくりを推進することが重要である。
不登校は,取り巻く環境によっては,どの児童生徒にも起こり得るものとして捉え,不登校というだけで問題行動であると受け取られないよう配慮し,児童生徒の最善の利益を最優先に支援を行うことが重要である。
不登校児童生徒が行う多様な学習活動の実情を踏まえ,個々の不登校児童生徒の状況に応じた必要な支援が行われることが求められるが,支援に際しては,登校という結果のみを目標にするのではなく,児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて,社会的に自立することを目指す必要がある。なお,これらの支援は,不登校児童生徒の意思を十分に尊重しつつ行うこととし,当該児童生徒や保護者を追い詰めることのないよう配慮しなければならない。

この法律ができる前は、支援は基本は「学校復帰」が前提でした。でもこの法律ではその文言はすべて消されています。

それから「不登校というだけで問題行動としない。」「登校という結果のみを目標にしない。」そして「社会的に自立することを目指す必要がある。」と明記されました。

学校へ行かないことで苦しんできた子どもたちがこれまでも多くいました。良い学校、良い大学へ行くことが幸せな未来に繋がると信じて学校で真面目に勉強したにもかかわらず、大人になってから病んでいる人も増えています。

どんな時代が来ても強く生き抜く力を養い、広い視野で物事を考えることのできる人間力を育てていくこと。それは学校という枠を超えたところで子どもを育む必要がこれからはあるのだと思います。

第12条 学校以外の場における学習活動の状況等の継続的な把握

国及び地方公共団体は,不登校児童生徒が学校以外の場において行う学習活動の状況,不登校児童生徒の心身の状況その他の不登校児童生徒の状況を継続的に把握するために必要な措置を講ずるものとする。

つまり学校や教育委員会は不登校児童生徒がフリースクールなどの学校以外の場において行う活動について把握をしていく必要があるので、連携は必須であるとも捉えられますが、愛媛の場合はまだまだフリースクールの方から話を持っていかないと連携してもらえないのが現状です。

現在、愛媛県のフリースクール等が連携を組み、「愛媛県フリースクール等連絡協議会」を立ち上げ、フォーラムの開催や、松山市の小学校と中学校に不登校支援についての冊子を配布させていただいています。

今後も学校や教育委員会とも連携しながら苦しむ子どもを一人でも減らすために継続的に活動を進めていきたいと思います。

第13条 学校以外の場における学習活動等を行う不登校児童生徒に対する支援

国及び地方公共団体は,不登校児童生徒が学校以外の場において行う多様で適切な学習活動の重要性に鑑み,個々の不登校児童生徒の休養の必要性を踏まえ,当該不登校児童生徒の状況に応じた学習活動が行われることとなるよう,当該不登校児童生徒及びその保護者(学校教育法第十六条に規定する保護者をいう。)に対する必要な情報の提供,助言その他の支援を行うために必要な措置を講ずるものとする。

この文章の大事なところは「個々の不登校児童生徒の休養の必要性」です。

学校へ頑張って頑張って行っていて、糸が切れたように行けなくなる子はとにかく休養が必要です。まわりの大人は気づけなかったかもしれないですが、とにかく疲れています。勉強なんか考えられないし、未来に一筋も希望が見いだせなくなっています。言葉では親に心配かけまいと平気なふりをする子もいます。休養の時間は子どもによって様々です。半年の子もいれば3年かかる子もいます。でもしっかり休養ができれば必ずもう一度前に進もうとします。

それを信じて待つことは簡単そうで大変なことです。どうしても子どもの将来の為と思い、塾に行かせたり、進学校に無理やり行かせたりしてしまう保護者が多いと感じてきました。

本人が決めて行くのであれば問題はありません。しかし子どもの将来に不安な保護者ほど本人に決めさせていると言いつつ、本人にその意思がないまま、習い事などに通いどんどん元気をなくしていくケースを見てきました。

法律で「休養の必要性」を明記したことは画期的なことです。これは全国のフリースクールなどを運営する人たちの切なる願いが言葉となりました。今まで苦しんできたたくさんの子どもたちを見てきた支援者たちが、これ以上同じ苦しみを味わう子どもを増やしたくないという想いが込められているのだと思います。

9/14からの新型コロナウイルス感染防止対応について

9/14からの新型コロナウイルス感染防止対応についてお知らせします。

愛媛県や松山市における新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、参加してくださるお子様やご家族の方、スタッフの安全確保のため、ご協力よろしくお願いします。

感染対策を徹底していても、感染の可能性はゼロではありません。感染が身近に迫る中、感染者が出た場合も視野に入れ、誰も責めることなく、責められることのない集団であることを前提として、更なる感染拡大をくい止められるよう努めてまいります。


with コロナの中でも子どもたちが笑顔で自分らしくいられる場所となれるよう活動を続けていきたいと思いますので、改めて皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。

2021.9.8綿毛日記

今日は午前中2人、午後からもう1人来て3人という少人数。
スタッフの数と子どもの数が同じ日。ゆったりじっくり、お話したり遊んだりできました。
人が少ないと少しさみしいけど、たまにはこんな日もいいかも。

お昼何しよう?ハムが余ってるからサンドイッチ?とスタッフが相談してみると、ある男の子から「たこ焼き!」と提案が。
先週の縁日ごっこのときもたこ焼きをたくさん食べたそうで、また食べたくなったみたいです。
ほんとはみんなで囲んで焼いて食べたかったのですが、感染対策のこともありそうはいかず。
午後から来た中学生の男の子とスタッフのるい兄が暑い中たくさんのたこ焼きを焼いてくれました。ありがとう!
余ってたハムはキュウリを巻いてあっさりいただきました。

先週の水曜日、挑戦しようとしたけど機械がうまく動かなくて断念したわたあめ、今日再挑戦したらうまくいきました。
グラニュー糖と機械さえあれば簡単につくれます。白くて甘くてふわふわ。おいしく楽しくつくれました。
かき氷に挑戦した子も。先週縁日ごっこは終わったけど、たこやきにわたあめにかき氷に、お祭りメニューな1日でした。

(みっきー)

フリースクールのスタッフ募集


フリースクール等で働くスタッフを募集します。私たち団体が培ってきた遊びや自然とのかかわりを大切にしながら、ひとり一人の子どもの育ちを一緒に応援しませんか。

①応募資格
・年齢原則20歳以上、性別・国籍・学歴不問

②求める人物像
・フリースクール等のスタッフになりたいという目標や意志を持っている
・フリースクール等のスタッフをとおして多様な学び・教育の発展や社会貢献に寄与したいという志を有している


フリースクールスタッフ

1.業務内容:フリースクール等の現場での学び・遊び・体験等の活動と関連する業務1名
2. 勤務地 :松山市祝谷3丁目6-1
3.雇用条件:試用期間3カ月
4.就業時間:週1日~3日 原則9:30から15:30までの1日6時間及び月に1回のスタッフミーティング 
5.勤務日:火曜・水曜・木曜
6.給与 :時給900円

④応募方法
希望される方は下記まで連絡お願いします。
NPO法人みんなダイスキ松山冒険遊び場 事務局
(お問い合わせ info@asobiba-matuyama.org 又は 080-8902-9627(山本))

2021.9.2綿毛日記

縁日ごっこ本番!
射的、くじ引き、お面屋さん、ヨーヨー釣り、スーパーボールすくい、かき氷、わたがし、たこ焼き、焼きそばの9店舗が出店しました。
全部子どもからの提案です。

午前中は出店準備。
みんなでわいわい看板を作り、お面を飾り、水風船を作り、くじ引きや射的の景品も子どもたちが決めていきます。
午後からいよいよ縁日スタート!
「もっかいやりたい!」「次はあれやろう!」「早く食べたい!」「おかわり追加!」
そんな言葉がどんどん出てきます。
コロナで縁日が軒並み中止だったこの2年。久しぶりのお祭りに、あれもこれもと目一杯楽しんでいました。

一番人気はスーパーボールすくい。
夢中になりすぎてたこ焼き屋のバイトをバックレる子が出る始末でした。(最後の1回を焼くときにギリギリ出勤)
「45個すくった!」「私63個!」
ポイが丈夫すぎるのか、みんなが上手すぎるのか…
袋にぎゅうぎゅう詰めのスーパーボール。こんなにいらないかと思いきや、みんな「持って帰る!」
いい記念品になったようです。

帰り際に「あ~楽しかった~」と言って帰っていった、縁日ごっこ発案者の女の子。
みんなとっても喜んでたよ、ありがとう。
また一緒に楽しい企画考えようね!

(ゆみこ)

2021.8.26綿毛日記

今日は綿毛の山で水遊び!
水鉄砲を抱えて「男子対女子でやろうぜ!」と盛り上がる年上男子2人。
「え~、女子より男子の方が強いのに…」と尻込みする年下女子2人。
そこへ「何言っとんよ、ほんとは女の子の方が強いんやけんね!女子の強さを見せてやろう!」と女性スタッフよっしー。
よっしーの言葉に奮起した女子たち。「そうだ!男子をやっつけろー!」と、スタッフも交えた男子対女子戦がスタートです。
敵陣に突撃する前線部隊&物陰から相手を狙う奇襲部隊で着実に攻撃をしかける男子チームと、自陣から出ずにバケツヘルメットを装備して守りを固める女子チーム。
特にチーム内の話し合いもせず、それぞれが好きに動いただけですが、なんとなくチームプレーっぽくなっていておもしろかったです。

お昼ごはんは餃子。
スタッフあっこちゃんが綿毛に残って準備して、水遊びから戻ってきたらみんなで包もうと思っていたら、やりたい子はAくん1人!
その彼も1個作ったら「もういい」。みんな水遊びで疲れてしまったようです…
できあがってみんなで食べながら、「あ!Aくんが作ったやつAくんにあげようと思ってたのに、混ざってわからんなっちゃった」とあっこちゃん。
このお皿のはずなんだけど~、これ違う、これも違うと探すAくんとあっこちゃん。
もう食べちゃったかなぁと諦めかけたとき、2人同時に「これやん!」
やっと見つけた1個、Aくんがおいしく頂きました。

(ゆみこ)