午前中は恒例の哲学講座でした。
今日のお話は「事実は解釈次第で変わってしまう」「見方、捉え方で良いようにも悪いようにもなる」というお話。
短所のように見えてもそういうところが好きだったら長所に言い換えることもできるよね。歴史ってそれが全てなんじゃなくて、それを残した人にとって重要だと感じたことが残っているにすぎないんだよね。同じ時間でも何をして過ごしているかによって感じ方って違うよね。などなど… いろんな例から考えました。
ヤノマミという民族についてのお話が衝撃的。お母さんは生まれてきた子どもを木の精霊か人間か判断して、木の精霊だと決めたら森の中に置いていってしまうんだそうです。そんな日本では考えられない文化の中だと、良いことも悪いことも決まりきったものではないんだな…と思えてきます。
感想を聞くと、「難しかった〜」と言いつつも、お昼ご飯のときにヤノマミの話をしているとウンウンとうなずいていました。
いつか今日の話、なにかを考えるときの材料にしてくれるといいなと思います。
哲学のほかにはポケモンカードや化石採掘、ペーパークラフトもいつも通りのんびり楽しみました。
今日は朝から参加だった中学生は、来てすぐにケーキづくり。新しい道具が増えて大興奮です。朝はスポンジ、昼は生クリームと時間の計算もしっかりして、おいしいケーキをふるまってくれました。
午後からは、何度か体験で来てくれていた男の子が来てくれて、イラストデッサン教室をやりました。いろんな角度から顔を描いてみたり、髪の毛の描き方のコツを学んだり、体のバランスを確認したり。
今度やるとしたら何か教えてほしいことある?と聞くと、「服のしわと奥行きのある腕や手の描き方が知りたい」とのこと。知りたいこと、しっかり伝えてくれたのが嬉しかったです。
好きなこと、とことん追求してもっと好きになれるお手伝いができたらいいなと思います。
(みっきー)


