2021.5.20綿毛日記

今日は山の手作りピザ窯でピザを焼く日だったのですが、あいにく本降りの雨。
綿毛のオーブンで焼くという第2案も考えていましたが、雨の日にやるのも楽しそう!というスタッフの好奇心が勝ち、山で決行しました。
しかし後ほど、午後から登所の子には「雨だから絶対綿毛でやってると思ったんですよ!そしたら玄関鍵かかってるし!」と呆れられてしまいました。
本当は中にいるのに、スタッフがドッキリで施錠しているのかと思ったそう。
びっくりしたね、ごめんよ。

ピザは生地から手作りしたのですが、「生地を混ぜるより火をやりたい!」という子も。それならと、彼は火のお手伝いに回ってもらいました。
自分のやりたいことが自分で決められるのが、彼のすてきなところです。
ピザを焼くのは焼き時間+順番待ちの時間がかかりますが、子どもたちは平気。
雨の中で滝行したり、小屋にあるドラムで練習中の曲を叩いたり、YouTubeを見ながら太鼓の達人ごっこをしたりと、一緒になったり離れたりしながら思い思いに遊んでいました。
おもしろそう!を見つける好奇心がすくすく育っています。

山から綿毛への帰り道、なんと道路に大きな倒木があり、車が通れなくなっていました。
撤去しようにも居合わせたスタッフ2人ではびくともせず、子どもたちも一緒になって運びます。
なんとか車が通れるようになったころには、みんな手も服もどろどろ、雨でびしょびしょ。
綿毛に着いて、濡れた靴下を脱ぎタオルで体を拭きながら、子どももスタッフもみんな”戦いを共にした仲間”的な空気になっていて、なんだかすてきでした。
大冒険だったね。

(ゆみこ)