「今日で10年目だね」と、来所するなり声をかけてくれた彼。
「私のお母さんは、産まれたばかりの私を抱きながらテレビを見て泣いてたんだって。」という子も。
みんなお家で東日本大震災の話をしてきたようです。
綿毛では、石手寺で行われる追悼式にみんなで参列してきました。
愛媛のみかんにメッセージを書いて、東北に贈るプロジェクトにも参加。
当時はまだ産まれてない子、小さかったから覚えていない子ばかりですが、「何書いたらいいかわからん…」と悩みながらも、自分なりの言葉で復興への願いを綴っていました。
使い古され、焼いた物がくっつきがちな綿毛のフライパン。
見かねたスタッフが今日、新しい物を持ってきてくれました。
いつも料理をしてくれる子は、「うおお!テフロンだ!」と大興奮。
テフロン加工のフライパンで喜ぶ小学生、冷静に考えるとなかなかシュール。いつも苦労してるってことだね…ごめんよ。
今度卵料理を作るときが楽しみだね。
(ゆみこ)


