新型コロナウィルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が日本全国で解除されましたが、松山冒険遊び場として、どのように活動を進めていけばいいのか、どのような安全対策を取っていけばいいのか悩みながら、スタッフと話し合いを続けてきました。
フリースクールは現在少人数で、できるだけ屋外での活動にシフトしています。参加者の中には緊急事態宣言時はお休みするというご家庭もありました。
これからも活動における団体としてのガイドラインを作り、感染予防に気を付けながらフリースクールを開催していきます。
たんぽぽの綿毛は様々な体験活動や人との出会い、仲間とのコミュニケーションを通し、子ども一人ひとりの可能性を引き出し、自己肯定感を上げていきながら、「生きる力」を育むことを目的としています。子どもの求めに応じ学習支援(ネット学習、個別学習およびSSTなど)も取り入れながら日々活動しています。
支援を求めるお母様の中には、「仕事が忙しくてフリースクールまで連れていけない。」「生活に余裕がなく子どもをフリースクールに通わすことができない。」など、困っているのに誰にも助けてもらうことができず一人で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
また、子どもの特性について悩んでいる方の中には「誰にも相談できない!」、「私の子育てが良くなかったのでは?」と母親自身が自分を責めてしまうケースも多いように思います。
私自身4人の子どもを育てる中で不登校も経験しました。地域の遊び場を6年間運営する中でたくさんの子どもたちにも出会ってきました。その中でしみじみと感じることは子どもが100人いれば100人の子どもがいるということです。性格も違うし、特性も違う。学校では成績が良くて運動ができる子が良いとされていますが、そうでない子でもみんな素敵なところを必ず持っています。そうした可能性を私たちは引き出していきたいと思っています。
緊急事態宣言下、お子様と日々向き合い、精神的に限界にきている人もいるのではないでしょうか。
私たち団体の強みとしては、フリースクール以外にもプレーパークや自然体験活動、キャンプなど様々な体験活動を年間通じて実施しています。そうした活動に参加することもフリースクールに参加することでスタッフとの繋がりもでき、外に出る第一歩が切り開かれれば容易になる可能性が広がります。元気になるためには焦りは禁物。その子の気持ちに寄り添いゆっくり待つ寛容さが必要です。
現在、私たち団体も5人程度のフリースクール参加者を募集中です。ぜひ、興味のある方は問合せフォームにてお知らせください。後日面談日をお知らせします。