私たちが2019年4月から開校したフリースクールたんぽぽの綿毛を最初に立ち上げたいと思ったのはその頃、群馬に住んでいたきょんちゃんでした。
「どうして群馬から?」と思う人も多いと思います。私も本当にびっくりしました!
もともと松山出身で、家庭の事業で群馬へ移住をし、2019年4月に再び松山に住むことに。
私自身、長年地域で子どもの居場所事業に携わり、様々な子どもたちを見る中で、学校以外の学びの場があればどれほど救われる子どもが多いことかと思っていましたので、これは「天から指名されたことなのだろう。」と私自身は単純に直感しました。
これまでも何度となくフリースクールをやりたいというお声掛けはいただいたものの、資金不足、スキルがない、情報がない、成功する自信がないとないないづくし・・・。
大きな壁が私たちの前には常にありました。
医師資格を持つきょんちゃんは子どもの発達障害や不登校経験から悩みつつも、様々なところへ出向き勉強し、群馬でオルタナティブスクール たんぽぽ小学園というところを見つけ、二人目の男の子はそこに通っていました。
学校に行かないことで苦しむのではなく、学校以外の学びの場があればどの子も自分の可能性を開花することができる。
学校に行かないことで体も心も弱り切り、生きる意欲もなくなる子どもたちを減らしたい。
きょんちゃんの熱い熱い想いに支えられフリースクールたんぽぽの綿毛はもうすぐ1年を迎えます。
まだまだ未熟な部分はありますが、昨年10月には祝谷のみかん畑を貸していただけることとなり、プレーパーク的な外遊び活動もできるようになりました。これからもどんどん進化して、新しい学校以外の子どもの学び場を作っていきたいと思います。
・・・つぎは「学校へ行かないということ」に続く